麦を主な原料にし、古くから九州地方で愛されている九州味噌。
塩分控えめで食物繊維が豊富なことから、ヘルシーなご当地味噌としても知られています。
今回ご紹介するのは、
九州地方限定で製造されている“本格的”な九州味噌。
ランキングでは、甘口の九州味噌を中心にピックアップしていますが、
甘口が苦手な方にオススメの中辛口もございますので、ぜひご参考にしてみてください。
<このページの目次>
※当ページには[PR]が含まれています。
<お買い物ガイド> 九州味噌の特徴と失敗しない選び方
九州味噌の定義
九州味噌は、米の代わりに主に“麦”を原料にしたお味噌。
この味噌が誕生するきっかけになったのは、“九州地方が良質な米が育ちにくい土地”だったこと。
米の代わりに麦が多く栽培され、味噌の主原料にも使われ始めたといわれています。
一般的な麦みそは、
他の味噌よりも使用される塩分量が少なくて済むことから、甘めで麦が持つサッパリした風味が特徴。
一方、九州地方の伝統的な麦味噌は、
塩分が控えめなことに加え、麹を多め(麹割合いが高ければ高いほど甘みが増します)に使用するため、
“甘みが強く、サッパリ感というよりはまろやかさを感じられる”のが特徴です。
九州味噌の種類
九州味噌は、『長崎みそ』や『鹿児島県・熊本県を中心に造られる薩摩みそ』というように、
地域別で細かく分けられますが、全体的には“麦麹を多めに使った甘い味噌”が主流。
中には、辛口・米・合わせといった九州味噌もありますが、
他のご当地味噌と比較すると、バリエーションはそれほど多くありません。
九州みそ選びのポイント
九州味噌の特徴は、何といってもその甘さ。
甘口味噌がお好きな方や本格的な九州麦みそを召し上がった方なら、その美味しさを堪能することができますが、
慣れていないと、甘さや麦の風味にびっくりされる方も多いです。
もちろん、甘さが気になる場合は、他のお味噌と“合わせ”にして召し上がることもできますが、
不安であれば、
『塩分量10%前後の九州味噌』や『ある程度熟成させた“赤”タイプ』から始めてみるのがオススメ。
ちなみに、コチラで“瀬戸内麦みそ”をレビューしています。
九州味噌と同じ仲間に分類される甘めの麦味噌なので、どんな風味か参考になると思います。
<まとめ> 失敗しない九州味噌の特徴・選び方
- 麦麹を多めに使用したかなり甘口のお味噌
- 減塩対策や腸内環境をサポートしてくれるお味噌を探している
- 甘口味噌・麦味噌が初めてなら、『塩分量10%前後の九州味噌』や『ある程度熟成させた“赤”タイプ』がオススメ
産地別で選ぶ人気無添加味噌:九州味噌おすすめランキング (※すべて非加熱の生みそ)
フンドーキン 無添加麦みそ
人気の秘密は,
九州味噌が初めての方でも食べやすい!九州大分で製造されている“白”タイプの麦味噌。
|
卑弥呼醤院 無添加味噌 赤
人気の秘密は,
大正時代から続く熊本の味噌蔵“卑弥呼醤院”が造る無添加九州味噌。
|
はつゆき屋 鹿児島の麦みそ
人気の秘密は,
昔ながらの九州味噌を味わいたい方・減塩対策をしたい方にオススメ!
|
福岡江久母 若宮みそ
人気の秘密は,
福岡県産の“九州ならではの甘いみそ”。
|
生きてるみそ 長崎県産麦味噌
人気の秘密は,
本格的な九州味噌と比べ、やや辛口に仕上げた長崎みそで、塩分量は約10~12%。
|